ども、Norimakiです。
今回はPascal Script for Delphiについてです。
今回も備忘録になりそうですので興味のない方はスルーの方向で。
以前から、自作ツールにスクリプト機能を追加したい
ということを言っていまして、それに役立つのが、
Pascal Script for Delphiということで導入を決めました。
で、基本的な機能はデフォルトとしてクラスで実装するとして、
ツール固有の機能をスクリプトで実現するにはどうすればよいか。
という点を考えてみました。
ツール固有の機能をスクリプトで操作する場合、
基本機能を持つクラス自体にその機能を追加するということは
できません。
その理由は、もし基本的な機能を持ったクラスに
ツール固有の機能を追加してしまったら、そのクラスを
他のツールで使い回すということができなくなるからです。
では、
アプリケーションごとに基本機能を持つクラスを継承するか?
それはそれでひとつの案ですが個人的に使いたくない手法です。
面倒くさい&良く分からないってのが一番の理由です。
で、具体的には何が問題になるかって言うと、
ツール固有の関数等の登録部分が別途必要になる
ってことなんですね。
そこでこれ(↓)。
Pascal Script for Delphiでわかってきたこと。
ここでも書いたんですが、関数などを追加する場合は、
OnCompileイベントと、OnExecuteイベントでそれぞれ
必要事項を登録してあげる必要があります。
だったら、ツール固有の機能は基本機能を持ったクラスの
登録部分にちょっとだけ手を加えてあげればいいんじゃないかと。
そう思ったわけです。
基本機能を持ったクラスに、ツール固有の関数を登録する
際に呼ばれるイベントを予め登録しておいて、
OnCompileイベントと、OnExecuteイベントで
それぞれのイベントを呼んで関数等を登録すると。
コレでいいんじゃないかと。
ではでは。
Norimakiでした。